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2021.11.22

プロダクションコーディネーター座談会! 前半戦

みなさんこんにちは!
ブログ担当です。

今回は当社の「プロダクションコーディネーター(以下PC)」という職種の紹介を行うべく、プロデュースディビジョン所属のPC数名に集まってもらい「PC座談会」を開催しましたので、その様子をお届けします。
座談会が盛り上がり、かなりのボリュームになってしまったので、前後半に分け、今回は前半戦となります!


今回の参加者!
●プロダクションコーディネーター
Sさん:PCリーダー兼プロデューサー
Gさん:入社3年目PC Yさんの指導係 今回の紅一点!
Yさん:4月入社の新人PC

●聞き手
Iさん:採用担当
ブログ担当


-座談会スタート!-

-ブログ担当-
本日はありがとうございます。
私の方でいくつか質問を用意してきましたので、それにお答えいただく形で進めたいと思います。

 

質問:1
どういったジャンルのプロジェクトが多いのか


-ブログ担当-
様々なプロジェクトが並行して走っているとは思いますが、どういったジャンルのプロジェクトが多いのでしょうか?

-Sさん-
会社全体の話で言うと、やはりゲームですね。ゲーム関連のプロジェクトが全体の半分を占めています。
モデル・エフェクト等のアセット制作、イベントシーン制作、インゲーム中のモーション制作が多いと思います。
当社がゲームの仕事を始めた頃は、ソーシャルゲームが中心でしたが、その後コンシューマーゲーム中心となっていき、ここ最近はまたソーシャルゲームの仕事も増えてきていますね。

-ブログ担当-
なるほど。やはりゲームの仕事が中心となっているのですね。
それ以外だとどういったプロジェクトがありますか?

-Sさん-
それ以外で最近多いのは、シュミレーター用のアセット制作ですね。
ゲームが全体の5割程度だとすると、こちらも全体の2割を占める辺りまで成長してきています。

-ブログ担当-
それはどういった物を作るのでしょう?

-Sさん-
点群データを使用してシュミレーター用に街を作ったり、線路を作ったりという物が多いですね。
環境を再現するためのモデルを制作する形ですね。

 

-ブログ担当-
なるほど。ありがとうございます。
他にこういったプロジェクトやってるよ!というものはありますか?

Gさん
モーションキャプチャーのお仕事は他社さんでは少し珍しいかもしれませんね。
当社でスタジオは持っていないのですが、スタジオやアクターの手配、当日のディレクション・撮影、撮影後の処理まで一貫して行うことができますので、お話をいただくことがあります。
撮影後の処理でお困りの場合が多いので、撮影後処理だけであったり、撮影からそれ以降をまるっといただいたりですね。

-Sさん-
あとバーチャルライブのアセット制作もずっと継続してやっていますね。
モデリング作業・セットアップ作業・アニメーション作業を色々な形で受注していますね。
イベント系は実際に現場に行って観る機会もあり、その際のお客さんのリアクションがすごく刺激になります。

-Gさん-
他にはCGアニメやリアル寄りの映像制作であったり、CGを使ったCM等もありますね。
面白いのだと、リアルタイムエンジンを使用した今までに見たことのないルックを開発するといったプロジェクトもありました。
あれはスケジュールがかなりタイトで大変でしたが・・・

 

質問:2
実際PCとはどのようなことをやっているのか


-ブログ担当-
全くの未経験の方にとっては、PCが一体どういった仕事をしているのかわかりにくいのではないかと感じます。
仕事内容はかなり多岐にわたると思うのですが、この辺りを具体的に教えてもらえますでしょうか。

-Sさん-
クリエイター(デザイナー・プログラマー)が効率よく仕事をおこなえるようにスケジュールの調整であったり、納品の管理を行っていくポジションですね。
僕たちはものを作っていくポジションではなく、クリエイターやクライアント・協力会社さんとコミュニケーションを取って、スケジュールを建て、それが遂行できるような環境を整備するするのが仕事です。プロジェクトの進行に関わる部分全体のマネージメントですね。

当社では社外とやり取りがする場合は、基本的にPCが窓口に立つようにしているので、当然クライアント・協力会社さんとのやり取りも仕事の一部です。

それに加えて、ゆくゆくはプロデューサーになっていくケースが多いので、コスト管理の勉強をしながら・・・といったところでしょうか。

-ブログ担当-
ありがとうございます。クリエイターをサポートしつつ、プロジェクトを進めていく立場ということですね。
あと、今の説明でプロデューサーという単語が出てきましたが、どういったポジションの役職になるのでしょうか。

-Sさん-
プロデューサーはPCの上長にあたります。
仕事の受注から、全体の予算・スケジュール・座組はプロデューサーが決めます。
それを受けてPCで進めていく形が多いですね。もっとかみ砕いたスケジュールの作成であったり…
その中で人が足りない、スケジュールが足りないといったことがあれば、PCからプロデューサーに交渉するといった感じでしょうか。

 

-Iさん-
プロデューサーは全体の予算・スケジュール・座組を決めた後はどういった関わり方になってくるのでしょうか?

-Gさん-
基本的にはずーっと関わっているんですが、PCの力量によって関わり方が変わってくるんですよね。
例えば私のような入社数年目のようなPCだとプロデューサーもプロジェクトがちゃんと進行できているのか気になっちゃいますので都度都度フォロー頂きますし、任せてもらえる場合は座組だけ固めた後は、基本お任せ、という場合もあります。
なので、当社のPCはやることを結構自分で決められる部分はありますね。
PCだからここまでしかやっちゃダメってのはなくて、ここまでやれる・やりたいをちゃんと周りに理解してもらえれば、予算の管理であったり、クライアントとの予算交渉についてもやらせてもらえます。
先ほどSさんが言ってたのは基本、ベースの部分で、そこからは「君の力次第やで」って感じです。

-Sさん-
ベースは僕の言った内容で、そこからの+アルファはやりたければやれる、当然それに対してプロデューサーもフォローを入れますが

-ブログ担当-
プロデューサーの仕事をどこまで担っていけるか?という感じですかね?

-Sさん-
そうですね。そうやって自分の出来る事を広げていくイメージです。

 

-ブログ担当-
Yさんは入社前はPCについてどのようなイメージを抱いてましたか?

-Yさん-
スケジュールの作成・管理であったり、社内外の連絡が主というイメージでいましたね。
なので、その辺りのギャップは感じることは少なかったですね。

-Sさん-
他の業界で言うと制作進行と呼ばれる部分ですね。
当社の場合は、先述の通りそれ以外にもいろいろとやることが多いのでプロダクションコーディネーターという呼び方をしています。

 

-ブログ担当-
当社のプロデュースディビジョンのメンバーには、お三方含め多種多様なキャラクターの方が多いと思うのですが、
そういった中で何か共通している項目とかってありますか?そこが分かればPC向きの人というのも見えてきそうな気が…

-Gさん-
人が好き というところではないでしょうか。

-Sさん-
ほんとに??

-Gさん-
PC(P)はコミュニケーションを武器としていくポジションかと思うので
人が好き というのは大事な項目かと思っています。
特にPCはチームがあって初めて機能するポジションですので
【人が好き】は割と共通した項目ではないでしょうか!

-ブログ担当-
CGの経験であったり経験の有無は結構影響してきますか?

-Gさん-
CGについての知識はもちろんあったほうがいいです。
ただ、前職が全くCGに関係ない業種の方でも、全然PCは務まりますので問題ないです。
CGの知識の有無はアドバンテージくらいなので、CG業界に興味があって入ってこられる方であれば1からでも覚えられると思います。

-Sさん-
僕とかはCGの知識が全く関係ない状態からのスタートでしたが、色々な部署の人に話を聞いて結構勉強しましたね。
皆さん嫌な顔せず教えてくれました!

-ブログ担当-
その辺りはCGの知識が無くても出来る部分をやりつつ…ということですかね。

-Gさん-
もちろんCGの知識が無くてもPCになることはできますので
明るい人であれば是非来ていただきたいですね!

-ブログ担当-
暗にYさん暗いって言ってます??

-Gさん-
いや!Yくんは明るくて面白いですよ!

-ブログ担当-
なら良かった…

 

-次回予告-


今回は一旦ここで終了です!
次回の後半は入社して半年経ったYさんのお話や、これまでの体験談をお伝えします。

 

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